「しぞ~かおでんフェア実行委員会」(静岡県静岡市)は、2012年2月10日(金)~12日(日)までの3日間、静岡の代表的B級グルメ「静岡おでん」をテーマとした食の祭典「しぞ~かおでんフェア」を開催します。
「しぞ~かおでんフェア」:http://www.atpress.ne.jp/releases/25206/a_1.jpg
同イベントの開催は今回で6回目(2010年に「しぞ~かおでんフェスタ」から名称変更)。開催期間中は、「駄菓子屋系」「居酒屋系」などさまざまな「しぞ~かおでん」の人気店が集結するほか、全国のおでん、B級グルメなどのブースが多数出展予定で、根強い人気を誇る「おでん」や「B級グルメ」を一挙にたっぷり味わうことができます。
静岡おでん: http://www.atpress.ne.jp/releases/25206/b_2.JPG
●「しぞ~かおでんフェア2012」開催概要
実施期間:2012年2月10日(金)、2月11日(土祝)、2月12日(日)
実施場所:静岡市葵区葵スクエア・青葉シンボルロード・呉服町通り・
七間町通り・紺屋町(いずれもJR静岡駅北口から徒歩10分程度)
開催時間:葵スクエア・青葉シンボルロード 午前11時~午後8時まで
呉服町通り・七間町通り・紺屋町 午前11時~午後5時まで
主催 :しぞ~かおでんフェア実行委員会事務局
電話 :054-251-3838(静岡県飲食業生活衛生同業組合静岡支部内)
協力支援:静岡市
公式ホームページ: http://shizuokaodenfair.com/
内容 :「葵スクエア・青葉シンボルロード」「呉服町通り・七間町通り・
紺屋町」それぞれのエリアでの店頭やブースで、しぞ~かおでん、
全国のおでん、B級グルメなどがお楽しみいただけます。
※出店店舗の詳細、会場マップは上記「公式ホームページ」をご参照ください。
■葵スクエア・葵シンボルロードの出店予定店舗(30店舗)
<静岡おでん>
でりしゃす、居酒屋 海ぼうず本店、茶房 山幸、旬菜遊膳いしがみ、しぞ~かおでん山ちゃん、静岡おでん同好会、お弁当のひちふく、駿府町 桜丸、ミヨセイ、静岡の味 三久、おがわ
<各地おでん>
韓国家庭料理 福豚(ボックデジ、韓国おでん)、北海道 小樽おでん、姫路おでん、金澤おでん、小田原おでん、ベトナム料理アンナム(ベトナム風おでん)、韓国おでん焼き肉十々
<B級グルメほか>
焼きそばゆきちゃん(富士宮焼きそば)、しぞ~か市議団お~でん団(静岡市議会議員有志の出店)、浜松餃子、ゆい桜えび館、丸六食品(黒はんぺんフライ)、しぞ~かグルメ駅南酒場(桜海老のかき揚げ、黒はんぺんフライ)、愛地球博市民村(お茶)、横手やきそば 手羽先、さすぼし蒲鉾(黒はんぺんほか)、レスト,ワン、ふじのみや本舗(やきそば学会)、空飛ぶ朝霧ヨーグル豚プロジェクト(豚ジャンボ串焼ほか)
■呉服町通り・七間町通り・紺屋町の出店予定店舗(12店舗)
<静岡おでん>
範子のおでん、みろくさんぶ、おがわ、食肉組合青年部 内人会、凛家、静岡おでんの五鉄牛豚鶏、遊心(ゆうじん)、東海軒、蒲菊本店
<B級グルメほか>
赤井(甲州名物とりもつ煮ほか)、みしまコロッケの会かなめ、桜えびやきそば普及会かんばら口福屋
●「しぞ~かおでん(静岡おでん)」とは
静岡市で大正時代から食べられていたとされる庶民の味。現在は主に、静岡市内の駄菓子屋や、青葉横丁と青葉おでん街という2つのおでん街などで味わうことができます。発音は、地元での「静岡」の読み方にならって「しぞ~かおでん」。この特徴については、静岡おでんの普及・PRなどを行う任意団体「静岡おでんの会」が、「静岡おでん五箇条」として次のように定義しています。
「静岡おでん五箇条」
1.黒はんぺん(※1)が入っている
2.黒いスープ(牛すじ)
3.串にさしてある
4.青のり・だし粉をかける
5.駄菓子屋にもある
●静岡県B級グルメのご紹介
海の幸も山の幸も豊富な「食の都」静岡県には、庶民的でおいしい「B級グルメ」もいっぱい。静岡おでんのほか、古くから伝わる庶民の味からアイデアあふれる新名物まで、県内各地でさまざまなB級グルメがお楽しみいただけます。静岡の代表的なB級グルメをいくつかご紹介いたします。
[1]網代イカメンチ
網代の家庭の味。漁港にあがるアジや小魚のすり身に、刻んだイカや野菜を加え、焼く、揚げるなどして食べます。
[2]すその水餃子
裾野市特産のモロヘイヤをたっぷり皮に練り込み、具材には茶葉を使った、和風スープのヘルシーな水餃子。
[3]みしまコロッケ
三島馬鈴薯(メークイン)100%使用。中身の具や形は各店自由で、レストラン、スーパーなど協賛店で販売されています。
[4]西伊豆しおかつおうどん
ゆでたてのうどんに、しおかつお(※2)の焼き身、ごま、海苔、鰹節、刻みねぎなどを加え、出し醤油を入れかき混ぜて食べます。
左から網代イカメンチ、すその水餃子、みしまコロッケ、西伊豆しおかつおうどん
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[5]富士つけナポリタン
麺とスープが別になったつけ麺風パスタ。トマトソースをベースに、スープや具材は各店独自にアレンジされています。
[6]富士宮やきそば
コシが強くもっちりした食感の蒸し麺に、具材には高原キャベツや肉かすを加え、イワシの削り粉をかけて食べるのが特徴。
[7]袋井宿たまごふわふわ
卵とだし汁だけで仕上げた泡のような食感の蒸し料理。袋井宿ゆかりの江戸時代の料理で、日本最古の卵料理という説も。
[8]浜松餃子
「円焼き」の真ん中にもやしのツマをのせるのが定番スタイル。浜松でキャベツ栽培と養豚が盛んだったことが餃子誕生の背景。
左から富士つけナポリタン、富士宮やきそば、袋井宿たまごふわふわ、浜松餃子
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<お問い合わせ先>
熱海市産業振興課 TEL:0557-86-6204
すそのギョーザ倶楽部 TEL:055-992-0057
みしまコロッケの会事務局 TEL:055-983-2656
西伊豆しおかつお研究会 TEL:0558-52-0132
タウンマネージメント吉原 TEL:0545-52-0995
富士宮やきそば学会 TEL:0544-22-5341
袋井市観光協会 TEL:0538-43-1006
浜松餃子学会 TEL:053-465-5373
静岡おでんの会 TEL:054-252-2548
【脚注】
(※1)黒はんぺん
サメを主な原料に長芋を混ぜて仕上げる一般的な白いはんぺんと異なり、サバやイワシなどの青魚を主原料に、皮や骨ごとすり身にして作るため、黒っぽく、しっかりとした歯ごたえのある食感に仕上がるのが特徴。静岡出身者にとっては「はんぺん=黒はんぺん」というほど馴染みのある食品です。
(※2)しおかつお
カツオを丸ごと塩に漬け込み乾燥させた、江戸時代から作られている西伊豆の伝統的な保存食品。2009年に「しおかつお」を通し伊豆の地域の発展に貢献していくことを目的とした有志の会「しおかつおの会」(現:西伊豆しおかつお研究会)が立ち上がり、「西伊豆しおかつおうどん」のメニュー開発など、さまざまな活動を展開しています。
■一般の方お問い合わせ先
静岡県観光振興課
TEL:054-221-3696