米国最大級のペット関連用品のディストリビューターであるPet-Edge(本社:マサチューセッツ州ビバリー)の受注システムおよびWebサイトがダウンしている。
https://ja-jp.facebook.com/pages/Petedge/89681883136
Pet-Edgeは7月に社内の新システムへの移行を行ったが、7月12日からシステムトラブルが発生し、受注処理の遅れや出荷ができない状態が続いていた。
7月25日には一旦業務が回復したが、その後、7月29日にはクレジットカードなどの決済処理のトラブルも発覚し、7月30日には、facebook上で、一旦、状況の説明と、復旧に努力をしている旨の発表を行っていた。
8月に入り、次はWebサイトも表示ができなくなっており、事態は深刻化している。
Pet-Edgeのサーバエラーは「HTTP エラー 500」で、サーバの故障ではなく、サイトの中身に支障があることが伺える。
職員が手動で顧客対応にあたるなどの努力は行われているが、facebook上ではクレームの書き込みが相次ぎ、ITへの依存度が高くなった昨今のネットのトラブルとしては最大級で長期間の事故である。
PetEdge
1956年にNew England Serum Companyとして設立され、2002年にPetEdgeと社名を変更しペット関連製品の卸売りを開始。
現在は30以上のペット関連製品のブランドを持つメーカーであり、17,000以上のアイテムを扱う米国最大級のペット関連用品のディストリビューターである。